UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

今日、AMのキックオフMTGを行いました。
今まで、RPと思ってた技術が試作の範疇ではなく製品領域に広まった、そういう加工技術についての話ができました。
従来製品が量産される場合、金型を使うため、金型で製作できる形状である必要がありました。
そのため、内部構造に自由度を持たせるには分割しなければできませんでした。
しかしAMだと3Dモデルさえ作ることが出来れば、それとほぼ同じモノがリアルに作り出すことが出来ます。
これはなかなか画期的なことだと思います。
デザイナーが今まで諦めていたような形状を作り出すことができるし、想像もできなかったイマジネーションが紡ぎだされる可能性があります。


大風呂敷かもしれないけれどデザインが世界を変えるはず。
IDEOだとか、See-Dコンテストだとか、そういう潮流は来始めている。




ところが日本では殆ど知られていないということもあり、何とかみんなに知ってもらいたいと思い、AMの会合を持ちました。
で、実際にこういった取組みをされているメーカーの方と意見交換し、大いに未来への可能性を実感でき、一層はまってしまいました。
少しずつ皆さんにも知ってもらえたら嬉しいなと思います。
特に大量生産が戻ってこない日本でモノづくりをしていこうという覚悟を決めている会社の方々には、一つの参考事例になるはずです。
情報だけでも知っておいて損はないと思います。