UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

スズキ時代、現場に特級技能士という方がいらっしゃった。
技術者としていろいろなことを話し合い教えていただいた。
一級との違いとしてはその発想力だと思う。
腕がいいだけなら一級で発想力が伴ってこその特級かと。
発想力の源は好奇心であり、その方は50代後半だったけどPCにも興味を示し使いこなされてました。
現場の職人だからなんてことはなく積極的に興味を示し、私に教わるという姿勢でいらっしゃいました。
自分にできないことができる人は皆先生であり、年齢や立場や肩書き等関係が無い。
自分に自信があり、それでいてまだまだ未熟という態度、だからこそもっと好奇心と興味を持って学び続けなければということだと思う。
そういう方々は一様に、技術の前では謙虚です。
自分もそうありたいと思います。

技術領域について
技術の専門分野を掘り下げる、この方向を垂直としましょう。
技術をコーディネートしてプロセスを作っていくという、水平方向にも技術が必要です。
自分は生産技術者として、モノづくりのプロセスを作ってきました。
この垂直方向、水平方向それらを編み合わせてモノづくりがビジネスとして成立します。
製造業の経営に関わる方は、技術を面として捉えることが重要と思います。