UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

コスト削減はこのご時世どこの会社でも行われていることでしょう。
しかし自動車メーカーの工場以外を見ていると、生産性が低かったり、ムダが多かったりします。
コスト削減の方法には二つしかありません。
ムダをなくすことと生産性を上げることです。
生産性を上げることは技術課題なども多々あるし資本も必要なので簡単にはできるものではありません。
しかしムダをなくすことは誰にでもできます。
なのですぐにやれることだけど現実には出来ていない状況があります。


当事者がムダと気付いていなかったり、今やっていることがベストと認識しているならまだしも、分かっちゃいるけどやめられない状態が多く感じます。
トップのこだわりや本気度が感じられないから社員さんは熱が入らないのでしょうね。
そういう時は外圧に頼るのもひとつの手段ではないでしょうか。


購買関連のメルマガを読んでいて、このような記述がありました。


−−−−−−−−−−引用−−−−−−−−−−
互恵から安くて良いサプライヤさんとの取引を躊躇しているあなた。
関連部門の根回しと年間の購買計画を条件化すれば、
もっといい条件交渉ができるのを分かっているものの時間がなく
てできていないあなた。相見積りをルール化していながら100案件のうち
相見積り不可の理由に記載がある決裁書を毎日見ているだけのあなた。
サービスレベルの見直しとか検討をすれば大幅にコスト削減が
実現できるのが分かっているのに声の大きな社内キーマンの
「誰が責任を取るんだ?」にひるんでいるあなた。
いかがでしょうか?やり方は分かっていてもできない会社は
いくらでもあるのです。

「敵は内にあり」その内との調整をやらなければ案件化もできませんし、
成果の刈取も難しくなります。
こういうことができるコンサルティング会社が何社あるでしょうか?
お客様にはこういう視点で外部の力を評価してほしいのです。
−−−−−−−−−−引用−−−−−−−−−−
http://www.agile-associates.com/
野町さんへ
一部勝手に引用させていただいてすみません。
もし差し支えがあるようでしたら削除いたします。


なるほどなぁと思います。
外の目で見ると新たな視点が得られますが、社内調整や稟議の仕方まで踏み込んで相談できるような、実務経験を持ったコンサルさんってそうはいないですよねぇ。
アウトソースもやはり世間の流れに乗ってやるんじゃなく、自社内で戦略を持ってご利用するのが当たり前っちゃあ当たり前です。