UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

今日サークルで練習をしていてふと考えました。ダブルスの試合をしてますがあまり皆さん戦略を考えてらっしゃらないようなのです。体を動かすだけではやはり勝てません。テニスってその勝負の大半は戦略なのです。それに基づいて必要なショットを正確に打てるよう練習しなければならないと思うんですね。ダブルスなんて特に戦略が必要です。
センターにボールを集めるのはセオリーですが、最後のチャンスボールをしっかりサイドなどのオープンスペースに100%決めることができて初めて、ポイントになります。何故ということも考えて考えて試合中に直感が働くようになってようやく勝ちに結びつきます。そうではない勝ちは相手が自滅しただけなので、ドロー運に恵まれただけです。
ポイントの取り方ですが、狙いとしては相手の苦手な所をつく、です。たいていはバックサイドですが、逆にフォアが苦手な人もいるので、ゲームの序盤で様子を見ておきましょう。初中級者に多いですが、上のボールが苦手な人も多いです。そうであればどんどんロブを打っていきましょう。
それら基本的な穴がない上級者同士の戦いになると、戦略が非常に重要になってきます。ボールに緩急をつけ同じコースでも、沈んだり伸びたりさせる。ストロークもただ強く打つだけでなくしっかりスピンをかけていきます。昔流行ったトップスピンではなくフラットドライブ系です。これも振り抜きの方向を微妙に変えてサイドスピンがかかるとベストです。70%以上はクロス、センターベルト付近を通すように心がけます。相手前衛ポーチできる辺りに打っておきます。ここをしっかり打つことが前提で、サイドに打ったりトップスピンロブでストレートに深く打ったりと幅を持たせます。穴がないペアですからいかに崩して穴を開けさせるか。これが戦略です。