UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

monotaroのバナーを張っているということもあり、生産財について少々。
昔スズキの金型工場にいた頃、生産財の購入をしていました。
ある程度の大企業ということもあり、出入の商社が数社あってそこから購入することになってました。
メーカー直の場合もあったけれど、そうれはないケースもありました。
営業の方に望んでいたのは、納期管理でした。
コストは安いほうがいいものの、納期に間に合わず加工を止めてしまうことの損失の方が大きく、納期対応のいいところの方が重要でした。
あとは情報です。
メーカーのエンジニアの開発中の工具などについての生情報です。
そういうものはネットにも雑誌等にも出てこないため、モニターするという前提で聞き出すようにしていました。
代理店ならばメーカーによほど入り込んでいなければ、太刀打ち出来ないことでしょう。
結局目先の経費削減も重要なのだけれど、管理コスト、加工コスト、機会損失コスト、などトータルコストについて熟知し提案できる営業さんであれば、何でも相談したことでしょう。
とはいえそんなスーパーマンいるはずもなく、割りきって自分で情報を集めてシコシコデータ分析するしかなかったのですよね。
生産財メーカーの営業の方で、生産技術の立場を実感できる方なんて皆無でしたし、それは期待しても無駄と思ってました。
でもなぁ、もしそんな人いてくれたらなぁ。
でももしいたら、何でも相談してしまい、今の自分はなかったかもしれません。