UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

日経ビジネス2008年9月29日号コラム「有訓無訓」より
養老孟司先生のお言葉。
「後ろを一生懸命見れば、前が見える」←勘違いであると仰ってます。
インターネットの中にある過去の遺物=情報、こういったものの使いこなしに詳しいと言うことは、後ろ向きに全力で生きていることだそうです。
情報に縛られ、未来=前に向かって進む、つまり「やってみなければわからない」ことに批判的になってしまう。
こういったニュアンスのことを書かれています。
目から鱗の考え方。
確かにネットで調べれば何でも判った気になるけど、そんなの全て過去の出来事であり、時代の最先端では、日々やってみなければわからない、失敗の日々を送るイノベーターが少数ですがいらっしゃいます。
さて、このようなイノベーター(前を向いて生きる人)になるには、「覚悟」が必要と仰ってます。
未来に起きるかもしれないリスクを恐れ、何も出来ずにいる人に、「覚悟」を勧めておられます。
何が起きるかわからないから、面白いのであって、何が起きるかわかってしまったらつまらない筈です。
前向きに生きることは、面白いことだと自分は考えます。