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有限責任会社(大企業)についての記述があり、すごくしっくり来る内容がありました。
鉄道会社などの巨大企業は、規模が大きすぎて設立者の投資だけでは、設立も保険を掛けることもできなかったので、有限責任会社という概念で生まれてきたそうです。
だから、生まれながらにして、営利追求が目的であり、地球環境に配慮するということは、その目的に反するということになります。
したがって、緊急措置的にそういった企業が生まれるのはある程度、物資が行き渡るまでとかインフラが整うまでは必要なのかもしれないけれど、それが行き渡ったら、なくなってしまう必要があると思います。
先進国ではそういう状況になってきているのではないでしょうか。
欧米、日本などの国では、今後、責任が取れる範囲での企業、中小企業中心の経済へシフトしていかなくては、地球の未来がなくなってしまう、そんな感想を持ってしまいました。
enmonoが提唱する、「マイクロモノづくり」ですが、どうやらこういう概念を満たすことのように感じています。