目利き
一つのことに打ち込んでどこまでも深彫りして、その分野では誰にも負けない、そういうところまでやっていると、同じように打ち込んでいる人の事がよくわかります。
そして、違った分野についても同じように打ち込んだ人なんだなというのが分かってきます。
打ち込んだことのレベルのMAXを10として、成果もMAX10として、結果が伴わないことも実際にはあります。
それは向き不向きや環境などもあるんだと思います。
しかし、MAX10まで打ち込んで努力をし続けていると、フィールドを変えていずれ成果が出るようになります。
MAX10まで努力している人と知り合えるようになります。
目利きってきっと、MAX10まで打ち込むとわかるようになるものです。
上手く見極められないのは、きっとMAX10まで努力していないからではないでしょうか。
昔、スキーをしていてパラレルターンがようやくできるようになり、どのような斜面でも降りてこられるようになった頃、周りのスキーヤーを見ていると、そのスキーヤーのレベルを見られるようになったことがあります。
自分自身が上達したことによって、見極められるレベルというものが上達したんだと思います。
これほかのスポーツなどでもそうでしょう。
野球だと甲子園まで言ったことのある人であればあるほど、プロ野球の選手の凄さを実感できるのではないでしょうか。
仕事でも同じです。
自分自身がビジネスに打ち込んで、それなりの成果が出てきた頃に周りを見てみてください。
仕事が出来る人っていうのが、自ずと分かるようになると思います。
目利きになるには、ある狭くてもいいからひとつの分野で徹底的に掘り下げることで養われるのだと思います。
そしてそこから水平方向へ広げていくことで、その目利き力が活かされるのではないでしょうか。