UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

87年、ゼミどこにしようかな。
これからはコンピュータぐらい使えるようにならなあかん、ちゅうことで制御系のゼミを選んだ。
卒論は、画像認識のアルゴリズムを考え、フォートランでプログラミングすると言うもの。
TSSで毎日プログラミング。
しかしその前に、アルゴリズムを考えなあかんから、2-3ヶ月は画像認識の本を読んで、理解するところから入る。
難しい。二値化って何や?
ファジー理論って?
ゼミ仲間に教わりながら、少しずつ理解する。
で、次はプログラミング。
フォートラン言語を学ばなければ書けない。
何とか教わりながら少しずつ書き始める。
ちょっとずつプログラムしては、デバッグの日々が始まる。
ループ文とか、IF文とか適当にアルゴリズムに従い、書いていく。
でも線分化のところでいくらやってもうまくいかず、仲間に教わると、簡単なコードで実現できた。
才能の差を感じ、プログラマーは無理と思った。
一応プログラムは形になったので、一太郎ver4で、論文をまとめる。
このときもMS-DOSの説明をされても全く理解できず。
でぃすく おぺれーしょん しすてむ????
何じゃそれ?
俺にはコンピューターの才能は欠片も無いことに気付かされる。

会社に入ると東芝DTPソフトでの資料作りにはまる。
文書を読み込んで、画を読み込んで、画面上でレイアウト。
切った貼ったが画面上で完結する。
面白い。
あとはCATIAというCAD。
英語のマニュアルしかなかったけど、のめりこんで使えるようになった。
point、line、surface、solid、spline…
コマンドを入力する社内製CADよりも一歩進んだ使い勝手。
2D、3Dが同一概念と言うことも素晴らしい。
ただ、概念を理解するまでに時間がかかる。
でも全容をつかめると、なんでも出来る。
伊達に数千万円もしないよなぁ。
幸か不幸か、周囲で使う人間が居なかったので、こっそり使い始め、いつの間にやら使いこなせるようになっていた。

次の部署では、BASICでプログラミングをした。
フォートランでプログラミングした経験があるので、概念はすぐに理解できた。
その後、ウィンドウズ95が出た頃にPC導入を画策し導入。
オフィスPROも入れて、ACCESSにはまる。
帳票管理など面倒なことは、DB化して業務改善しようと言う大義名分で、ACCESSにのめりこむ。
しかし、自分しかつかえないような代物が出来てしまった。
何でもできるように盛り込んだのが失敗かなぁ。
どっかで線を引き、他人が使えるようにするのが、プロなんでしょうね。
とはいえ、DBの勉強にはなった。
ノーツもやったけど、こっちは深入りせず、一からの開発はせず、出来たもののカスタマイズで対応した。

99年ごろにCATIA-NCが2000年問題ということで、バージョンアップするか、他のPC-CADCAMにするか、選択を迫られる。
コストが安いことと、機能的に何とかなりそうと言うことで、espritというPC-CAMを導入。
しかし、CAD機能は陳腐なので、なにかCADが欲しかったけど、予算オーバーで、フリーのsolidedge-originを使うことにした。
一気にPC版の環境に変化したけど、自分の性に合ってたのか、catiaよりも早く慣れた。

その後予算が取れて、solidworksを導入。
あまりにも楽チンなのね。

技術系の話はこんな感じで、ネット系の話です。

94年頃、電算機部の友人がネットスケープでメールなるものをしていた。
何やねんそれ、っちゅうことで、自分のEWSにもインストールしてもらい、使ってみた。
電話より便利やなあと言うことで、友人とはメールでやり取りする。
でも他に使ってる人がいないので、他にメールをする相手がおらん。

97年頃Macintosh LC520をもらい、自宅でもPCを使うことにする。
とりあえずモデムを買って、家でインターネットでもしてみる。
nifty、AOLなど見て見る。
でもコンテンツが無い時代だから、ネットを見ても大してすることが無いのよね。
しかしあまりにもPCが落ちるので、安いIBM-PC(sotec)に乗りかえる。
MACに比べれば安定し、処理速度も速い。
モデムもISDNに換え、ネット接続速度も少しは向上した。
ヤフオクとかもスタートしており、初めて取引してみた。
なんか、オークションが刺激的で、面白かった。
このころから、PCは定期的に使うものとなっていた。

2003年weblogと言うものがあるぞ、ということで、はてなdiaryを始めてみた。
diaryということで、日記やねぇ。
リアルの日記は付け始めて、10年近く経ってたので、まあ違和感なく、weblog=日記と言う認識で続ける。
その少し前くらいに、会社で部のHP作るぞ、ってことで一人いろいろ調べながら試行錯誤して構築する。
余ったPCにAN HTTPDを入れ、htmlはエディターで打って、適当なものをこしらえる。
プライベートでもはまり、ホームページビルダー買おうかなと思ってお試し版使うけど、今一使えない。
んで、ネットで調べ、HomePage creatorというソフトを見つけこれを使うことにした。
会社とプライベートで、HP制作し、この面倒くささに挫折。
namazuも頑張って入れて検索できるようにしたけど、仕事では意味を成さず。
プライベートでは、趣味のサイトとして細々継続している。(この辺はHPの中身を忘れない程度のボケ防止ですね)
SNSが流行りだしたけど、周囲に誘ってくれる人がいなくて中に入れずにいたけど、06年ようやくmixiに参加。
今一動きづらく、趣味の仲間を増やした程度。
まあ自動車メーカーや試作会社のエンジニアには、web技術は不要なので、プライベートのみだったからねぇ。
今の会社に入り、いろいろと知り合いをふやして行く際に、ネットは道具として使えるので、ようやく趣味と実益が近づいてきた。
そのなか、twitter、tumblerをほぼ同時に開始。
iphoneも昨年から持ってたけど、この2つのアプリケーションとの親和性で、一気に使える道具になってきた。
煩わしさを極力廃し、人と人をつなぐ、そいうったことがようやく可能になってきた感がする。
シンプルな入力、これがやはり重要なんね。
まだまだ実験的ではあるけど、いろいろ使って可能性を探っていきたい。

その昔
コンピューター電卓と言うものが、高校の頃流行り、TI、シャープ、カシオなど友人が持つようになった。
で、カシオfx602を購入。
関数を使うだけでなく、プログラミングが出来るということで、友人に教わって少しやってみた。
でもあまり、向かなかったのかなぁ。
結局友人が作ったゴルフゲームを入れて遊ぶ側に回っちゃった。
しかしいろんなことができんねんな、てことは刷り込まれた。