UCCHAN-BLOG

株式会社enmono技術担当取締役で自社製品開発講座「zenschool」やってる人。モノづくりと禅に関係性がありそうと言うような感性をお持ちの方とは仲良くできるかもしれないです。論理的ではないと忌避感をお持ちの方とは話が噛み合わない気がします 笑

部品コストの積み上げが製品コストになります。
部品製造するサプライヤーは、その部品だけを見つめて提案します。
その部品が使われる製品にまで思いを広げるサプライヤーは少ないのではないでしょうか?
発注側がやはり、製品全体のコストを考慮するべきなのでしょうが、部品点数が多い自動車などでは、かなり困難なことでは無いでしょうか。
また製品になるまでの開発費については、コストダウンしづらい部分も多々あるのだと思います。


ジレンマ
・部品の加工精度を上げると、加工コストは上がるが、組付け性が良くなり組付けコストが下がる。
・部品を一体化すると、管理コスト、組付けコストは下がるが、部品コストは上がる。
・製法を無視した図面ではコストは下がらない、または作れない。
(削出し、砂型鋳造、ダイカストそれぞれは同じ製品であっても製法に合わせた図面でなければ想定したコストに入らない、または作れない)