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課長経験1.5年でその後転職、今は部長職なれど部下のいないフリーマン。
そんな自分でもしっくり来る課長の教科書。
多分書かれている内容は、課長でなくてもしっくり来ると思うんだけどなぁ、どうかなぁ?
マネジメントする対象は、自分を含め周囲全てと捉えるならば、どのポジションの人間でも課長的素養は必要だし既に持っているんだと思います。
それをこの著書のようにわかりやすく説明されると、私のようにしっくりくるんだと思います。
改めて発見というより、そうそうその表現なんだよなあ、あのことって感じだと思います。
日本人って世界の中での課長という立場が、国民性として合っているのかなあって、この本を読んで思いました。
自分が長くいるものづくり業界では、日本的な作り方というのがあって、設計者と、実際作る人双方がすり合わせして良いものを作ろうとします。
欧米ではこの図面通り作れというように、すり合わせする必要が無いような方法に持って行こうとします。
どちらが優れているというわけではありませんが、そういう違いが国民性なのだろうと推測しています。
現場で走り回ってる立場からすると、どちらにもいいところもあれば悪いところもありますねぇ。
いいとこ取りしてくれりゃなんて、都合のいいコトを…
本書の所感
読書に意味があるのか、などという論調もあったけど、何か腑に落ちないものがあった。
しかしこの本で、書かれていた内容で、すっきりしました。
文書は圧縮された情報であり、読書ではその情報を脳内で解凍しているのだと。
確かにそんな気がします。
動画は誰にでもわかるけど、データ量が膨大になりますからねぇ。
テキストファイルは軽いですものね。