マイクロモノづくりはCCB
マイクロモノづくりは、元々B2Bを長年やってきた下請け町工場に対する自社商品開発手法として提案してきたものである。
経営者の心底やりたいことにフォーカスして持続的に開発し続けることができることを商品化して市場に出してみましょうというものである。
B2B企業がB2Cやりましょうというもののように考えていた。
しかし、zenmonoをやり始めてから、B2Cをやってみることで、B2Bが伸びるという事実に気づいて、B2C2Bというようなことを提案するようになってきた。
ここで、B2B企業がB2Cをやることで、B2Bが伸びるということを言ってるのだが、実はよくよく考えると、最初の第一歩は、経営者個人のやりたいことにフォーカスしていて、しかも市場性は考慮しないので、C2Cなのではないかと思う。
ごくごく身近の人に販売してみて、つまりC2Cが起点である。
そして、zenmonoにかけることで、顧客がごく身近だけではないということで、徐々に企業化して、B2Cとなってくる。
ここで不思議なのだが、プロジェクトによってはzenmono経由で企業からの問合せが増えてきたりするのである。
これを戦略的に営業をかけることで、B2Bも伸びてくるのである。
なので、マイクロモノづくりを実践することは、C2C〜B2C〜B2B(CCB)という循環的成長を実現するのである。
B2B企業の経営改革手法として、マイクロモノづくりはお役に立てるのではないかと考える。