Makerムーブメント宣言 ―草の根からイノベーションを生む9つのルー
Makerムーブメント宣言 ―草の根からイノベーションを生む9つのルール (Make: Japan Books)
- 作者: Mark Hatch,金井哲夫
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2014/07/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「Makerムーブメント宣言 ―草の根からイノベーションを生む9つのルール」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4873116805?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4873116805&linkCode=shr&tag=ucchan03-22
発売されてすぐに一気に読み進めてしまった。
マイクロモノづくりを提唱して5年、ほぼ同じ文脈でエッセンスを語っている。
著者でもある、テックショップCEOのマークハッチさんの主張ととてもシンクロする。
うなずきまくりの本である。
製造業の方はもちろんだけれど、それ以外の方にもぜひ読んで欲しいと思ふ。
この本に共感いただける方には、きっとenmonoのこともご理解いただけるのではないかと勝手に思うww
メモ
- ”実際に体験するよりも理論を記憶するほうが早くて済むのだろうが、それでは、ほんとうの意味での知識は身につかないと私は考える。”
- "自由に使える収入をイノベーションに使えば、経済的なコストはゼロだ。"
- "この世界で、まだ利用されていない最大の資源は、<クリエイティブクラス>の人々の暇な時間と創造性とお小遣いだ。"
- "ゼロックスと、有名なゼロックスの研究所PARCで最高技術責任者をしていたジョン・シーリー・ブラウンは、ある日、テックショップへやって来て、子どもたちは「ヘソから」学ぶと話してくれた。"
- "ライフスタイルビジネスとは、創設者に収入をもたらすが、大企業になるほど大きく儲かるわけではなく、大きな<イグジット>もないというビジネスだ"
- "本物の知識は体験を通じて作られる。何かを完全に理解しようと思えば、それに物理的に穴を開けて細かいところまで自分の目で見ていく必要がある。"
- "革新的なアイデアを思いつくためには、自分の手を動かして発見すること、実際に探ることが欠かせない。物事に精通することが大切だ。それには時間がかかる。"
- "最高のイノベーションは、個人またはチームの情熱と興味から生み出されるものだ。研究所や研究機関は、これまでずっと閉鎖的であったため、大きなイノベーションはまだほとんど発掘されていないといっていいだろう。"
- "いい時代に生まれたものじゃないか。これから人類は、それまで経験したことのない最高にイノベイティブな時代に突入すると私は確信している。"