■
日本の生産技術は世界に誇るものがある。
こう聞くことがある。
誰か有名な人がいるのだろうか。
日本の技術は世界に誇れる。
有名な技術者、エンジニアは誰だろうか。
これだと、本田宗一郎、井深大、など、名前が上がる人がいる。
開発した人です。
生産技術は、個人プレイでは無いので、有名な人と、個人が目立つことはありません。
目立つ研究開発もありません。(一般人にとってと言うことで、業界では多数ある)
生産技術は、人体で言うと、神経や血やホルモンのようなイメージに捉えています。
開発者や経営者は、脳のようなイメージです。
製造現場は、手や足や内臓などなどかなぁ。
機能し動くところと脳をつなぎ、人体のバランスを司っているのが、生産技術ではないでしょうか。
一般消費者にとっては、全く目立たない存在です。
自分も会社に入り生産技術へ配属と言うときに、何をする部署ですか?と聞いてしまった覚えがある。
先輩達に苦笑が今も目に浮かぶ。
確かに今の自分が、新入社員に生産技術ってなにをするんですか?と聞かれると答えに窮する。
一言で、一般人に伝える良い言葉が見当たらない。
ものを作る技術です、と言っても何かニュアンスが違うんだよなぁ。
※http://www.jma.or.jp/cpe/product/index.html
ものづくりは商品開発・調達・品質保証・生産管理など様々な機能によって構成されています。
その中で、商品企画・開発・生産プロセス設計・製造・調達・物流などといった、製品をかたちづくる一連の流れの中心に位置するのが“生産技術”です。
製品の製造段階における品質/コスト/納期といった重要な要素は、生産技術者による生産技術マネジメントの巧拙によって決定するといってもよく、生産技術は、ものづくりにおいて非常に重要な役割を果たしています。